ヤリイカ 真鶴 国敏丸
昨日は、ストレスの溜まる釣りになってしまった。
猛暑の続く中、今年はもうヤリイカが乗り出した。
前日は、トップで90杯近い釣果。型はまだ小さいが、食べるには最高のイカだ。
朝、真鶴前で2流しして、スルメとヤリが型を出した程度で、初島へ向かう。
水深は100m前後と浅く、小型ながらヤリイカのアタリもガッガッ!とハッキリ出る。
ところが、竿先に少し重量感を感じながら上げてくるが、途中でばれてしまう。
イカの身が柔らかく、巻き上げ途中で身切れしてしまうのだ。
投入の度に乗るのだが、ほとんど上がってこない。
巻き上げ速度を遅くしても、ダメ。
運よく足の元や身にしっかり掛かっている時は、取り込めるのだが・・・
アタリは強くかなり攻撃的な感じだ。しかしツノを動かし過ぎると乗ってこない。まるでマルイカのようだ。
ツノを止めて抱かせるような釣りをしていたせいか、毎回乗せる事はできるのだが、掛かりが浅くばれてしまうようだ。
乗りが活発になれば、いい所に掛かってくるだろうと、我慢して続けるが、とうとう一日中この調子で終わってしまった。
この日の竿頭を先ほどHPで確認したら35杯だそうだ。
船長に釣果を聞かれ「言いたくない。」といった私は12杯だった。
最後まで、イライラの釣りだったが、これが釣りの面白さなのだ。
どうやったら、渋いヤリイカを攻略できるか・・・
今はそればかり考えている。
ちなみに、初島周りはスルメの産卵期のため、9月一杯は禁漁となるので、リベンジは真鶴沖になりそうだ。
身の柔らかさが苦戦の原因だが、皮肉にも食べる時は、これが最高にうまいのだ。
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