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2007年9月10日 (月)

バケ(魚皮)

イナダ釣りと言えば、ひと昔前までは、ほとんどがカッタクリで釣っていた。電動リール全盛の時代、労力を費やす手釣りは敬遠されがちだ。カッタクリをやらせる船もめっきり減った。だれでも手軽に・・・ということなのだろうか。

イナダのバケは、自分で釣ったウスバハギやギンマトウの皮をなめして、水に漬け脂抜きを繰り返し使っていた。もう20年以上前だろうか、ある漁師から「イナダやるんだったら、共皮がいいよ。」と言われた。トモガワ?はじめは何のことかと思ったが、要は釣る魚と同じ皮を言うことだ。早速、イナダの皮をなめして、窓に張って乾かしてみた。初めは本当にこれで喰うのか。と思う出来栄え。ところが数年たって、色が出てきた。鼈甲色に変わった魚皮は、怪しくひかり、いかにも食いそうなのだ。人間の感覚と魚が喰う食わないは、別の話ということは重々承知だが、これがアタリバケになった。当時タル一杯イナダを釣った時代。バケの良し悪しは歴然と結果に現れた。

この時の快感が忘れらず、20年以上も毎年同じことを繰り返している。最近、少しはアタリバケの見分け方も精度が上がってきたような気がする。(気のせいか?)

4日ほど前、まだ少し早いかと思ったが、いい艶が出てきたので、3年目のアオダイの皮で豆南用のバケを作った。シマアジやアオダイを釣るためのものだ。まさにトモガワだが。

079104 アオダイだけのもの(写真左下)と腹側にギンマトウ、背側にアオダイを重ねたもの(写真右下)を作ってみた。自分ではどちらも良さそうな感じだが、数釣りになったらアオダイだけのほうが、皮が強いので有利な気がする。

凝りだして、とうとうムロアジ用のサビキまで作ってしまった。買った方が安いし手間ひまも掛からない。だが、この手間を掛けることが楽しいのだから始末に悪い。

バケだけでなく、竿や仕掛けなど自分で工夫した道具で釣ったときの快感は格別だ。これも釣りの楽しみの一つだろう。

今週末の豆南釣行で、このバケが当たるか、試してみたい。

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