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2007年8月29日 (水)

豆南大物釣り大会

8月25日から26日にかけて、スターマリンⅢ号において、日刊スポーツフッシングサーキット 豆南大物釣り大会が行われた。

今回の目的地はスミス、ベヨネーズ海域だが、このところベヨネーズの釣果が良く、期待していたのだが、出航前の情報では黒潮の南端がベヨネーズにかかっている。「潮が速そうだ。釣りになるか?」そんな不安を抱え、午後10時30分網代港を出航した。

八丈島を越えたあたりから、ベタナギの海が潮波のせいか、ざわついてきた。「黒潮だ。」黒潮の本流を横切り南に下る。潮の抵抗を受け、船の速力が2~3kt落ちてきた。「何とかベヨネーズに着くまでに黒潮を抜けてくれ。」と祈るような気持ちでポイントを目指す。

翌朝、10時ベヨネーズ海域に着くが、川のように潮は流れ潮目ができている。とりあえず、ムロアジの反応で船を止めて釣りを開始する。ムロは順調に釣れてくるのだが、なにせ潮が速い。3~4ktのスピードで船が流される。それも上潮だけだから始末が悪い。泳がせ釣りは釣りにならない。それでも2回ほどヒットしたが、どちらも痛恨のばらし。通常の潮なら待っていて潮が緩むこともあるが、黒潮が北上するまで待つことはできない。エサに使うムロを追釣して、スミス島へ向かうことにした。

07829k3 スミス島海域は、潮も緩く、ベタナギの条件。泳がせ釣りでは、12~13kgと少し小ぶりだがカンパチがポツポツと上がりだし、右舷胴の間では18kgのカンパチが出た。今回の大会は、カンパチ、ヒラマサ、モロコを対象に1尾の重量で順位が決まる。14~15kgの魚は結構上がるのだが、なかなか18kgを超えない。この海域ではすこし寂しいサイズだ。そんな中、右舷大ドモで先ほどと同サイズの18kgのカンパチが上がった。

暗くなってからは、アンカーを打っての掛かり釣りとなる。夜釣りになってからも、潮は緩く釣りやすい状況だ。久々に私も竿を出してみることにした。五目釣り仕掛けで開始するとアオダイが入れ食い状態。タナを取っている最中に喰って来る。しばらくこんな好調が続き、左舷ミヨシ2番目では6kgのシマアジも上がった。夜中の2時頃には、キメジの群れが来襲。海面から70~80mのタナで一気に食いが立つ。アオダイを狙って底付近を釣っていても、巻き上げ途中でキメジが掛かってくるほどの活性の良さだ。5kgクラスのサイズが中心だが、中には大型も混じっているようで、ハリス切れも続出。

07829k1 こんな戦場のような船上で、黙々と泳がせ釣り一本で大物を狙っていた左舷胴の間の釣り人に、これまで最大のカンパチが喰った。検量結果24kgで大会の優勝を決める1尾となった。まさに粘りの勝利といったところだろうか。続けて、右舷ミヨシで、船下に寄ってきたトビウオを掬い、ハリに掛けて泳がせ釣りをしていた人に、強烈なアタリが来た。スタンディングファイトで豪快なやりとり。上がってきたのは31kgの丸々と太ったキハダマグロだ。

07829ki午前4時、東の空がいくらか白んできた頃、私も「そろそろカンパチかな?」と思い、五目釣り用の竿とリールに泳がせ仕掛というアンバランスなタックルで、冷凍のムロアジの中骨を取りハリにつけて投入した。海底にオモリが着いて、6mタナを切ったところ、いきなり「ガクッ!ガクッ!」アタリがでた。完全に食い込むまで待って いると「ギューン!」とストロークの長いアタリ。ほとんど向こうアワセのままリールを巻き上げるが、テンションが掛かった瞬間一気に突っ込む。初めは15~16kgの魚かと、たかをくくっていたが、しばらくして相手も本気を出してきた。なにせこちらは、五07827k2_2目釣りの道具だ。道糸もPEの8号、無理はできない。電動リールが焼き付かないように、休ませながら手巻きと交互のやり取りになる。「この竿でも結構いけるかも?」と調子を試したくなり、スタンディングに変え、思い切って竿を垂直に立て重量掛ける。下に向かって突っ込まれると、さすがに少し竿が負け調子だが、電動リールのスイッチを入れ、ポンピングしながら巻き上げてくると、海面に浮いたのは31kgのカンパチ。だが・・・「よりによって大会の時に私に一番デカイヤツがくるとは・・・」素直に喜べない複雑な心境であった。

その後、夜も明けて釣り終了の時間。船全体の釣果では、泳がせ 釣りでは、ヒラマサ、モロコが良くなかったものの、カンパチが好調。五目釣りではアオダイ、キメジが多数上がり、こちらも好調な結果に終わった。

大会結果

いつ来ても、新しい感動をくれる豊かな豆南の海に感謝しながら、朝のスミス島を後にした。

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