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2007年8月の9件の記事

2007年8月31日 (金)

冷凍ムロアジ

前回の釣行で、「なんで、冷凍エサの中骨を取るんですか?やっぱり、ヒラヒラしていたほうが、食いがいいんですかね。」と質問を受けた。確かに、なんとなく海中をフラフラ漂っているいる方が、違和感が無いような気はするが、魚に聞いてみないと実際のところは分からない。私が中骨を取ることを進める理由は、「エサが回転しにくい」ということが一番の理由だ。落とし込みの時に、尾びれがプロペラ状態になってしまいエサが回転して落ちていく。当然ハリスにヨリが出て絡みやすいのである。「死にエサだと、手前マツリが多くなる。」と言う事は誰もが経験していると思う。原因は尾びれが抵抗を受け、エサを回転させることにあると考えられる。

一般的には、3枚おろしの要領で尾びれごと中骨を取るが、何となく身エサを使っているような感覚がしてしっくりこない(これは主観だが)。私は尾びれを残して中骨だけを取る。この状態でも軸になる中骨が無いため、尾びれに掛かった水圧が逃げるので回転はしにくい。また、今試している方法は、尾びれに切れ目を入れるというやり方だ。要はエサが回らなければ良いのだから、「尾びれに掛かる水圧を逃がしてあげればよいのでは」と考える。モロコなどを狙う時に、身の柔らかいソーダガツオなどは中骨を取るとだらしない格好になってしまうので、このやり方が有効なのでは・・・

釣りは、見えない海底で起こっていることと、口の利けない魚の好みを想像することが楽しい。どのバケが良いとか、このエサが良いとか。ただし、一度良い結果が出ても、状況によって「たまたま」という不確実な要素が多い。本当に効果的なのかは経験と実績によって、分かってくることである。

一方、物理的な要素は現実的である。例えば、「ハリス強度以上の負荷が掛かれば切れる、道糸が太ければそれだけ潮の抵抗を受ける。」など確実な要素である。これに自然の力が加わってくるから始末に悪いのだが・・・

どんな釣りでも、この2つの要素が複雑に絡み合ってくる。だから釣りは難しい。

そして楽しいのではないだろうか。

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2007年8月29日 (水)

豆南大物釣り大会

8月25日から26日にかけて、スターマリンⅢ号において、日刊スポーツフッシングサーキット 豆南大物釣り大会が行われた。

今回の目的地はスミス、ベヨネーズ海域だが、このところベヨネーズの釣果が良く、期待していたのだが、出航前の情報では黒潮の南端がベヨネーズにかかっている。「潮が速そうだ。釣りになるか?」そんな不安を抱え、午後10時30分網代港を出航した。

八丈島を越えたあたりから、ベタナギの海が潮波のせいか、ざわついてきた。「黒潮だ。」黒潮の本流を横切り南に下る。潮の抵抗を受け、船の速力が2~3kt落ちてきた。「何とかベヨネーズに着くまでに黒潮を抜けてくれ。」と祈るような気持ちでポイントを目指す。

翌朝、10時ベヨネーズ海域に着くが、川のように潮は流れ潮目ができている。とりあえず、ムロアジの反応で船を止めて釣りを開始する。ムロは順調に釣れてくるのだが、なにせ潮が速い。3~4ktのスピードで船が流される。それも上潮だけだから始末が悪い。泳がせ釣りは釣りにならない。それでも2回ほどヒットしたが、どちらも痛恨のばらし。通常の潮なら待っていて潮が緩むこともあるが、黒潮が北上するまで待つことはできない。エサに使うムロを追釣して、スミス島へ向かうことにした。

07829k3 スミス島海域は、潮も緩く、ベタナギの条件。泳がせ釣りでは、12~13kgと少し小ぶりだがカンパチがポツポツと上がりだし、右舷胴の間では18kgのカンパチが出た。今回の大会は、カンパチ、ヒラマサ、モロコを対象に1尾の重量で順位が決まる。14~15kgの魚は結構上がるのだが、なかなか18kgを超えない。この海域ではすこし寂しいサイズだ。そんな中、右舷大ドモで先ほどと同サイズの18kgのカンパチが上がった。

暗くなってからは、アンカーを打っての掛かり釣りとなる。夜釣りになってからも、潮は緩く釣りやすい状況だ。久々に私も竿を出してみることにした。五目釣り仕掛けで開始するとアオダイが入れ食い状態。タナを取っている最中に喰って来る。しばらくこんな好調が続き、左舷ミヨシ2番目では6kgのシマアジも上がった。夜中の2時頃には、キメジの群れが来襲。海面から70~80mのタナで一気に食いが立つ。アオダイを狙って底付近を釣っていても、巻き上げ途中でキメジが掛かってくるほどの活性の良さだ。5kgクラスのサイズが中心だが、中には大型も混じっているようで、ハリス切れも続出。

07829k1 こんな戦場のような船上で、黙々と泳がせ釣り一本で大物を狙っていた左舷胴の間の釣り人に、これまで最大のカンパチが喰った。検量結果24kgで大会の優勝を決める1尾となった。まさに粘りの勝利といったところだろうか。続けて、右舷ミヨシで、船下に寄ってきたトビウオを掬い、ハリに掛けて泳がせ釣りをしていた人に、強烈なアタリが来た。スタンディングファイトで豪快なやりとり。上がってきたのは31kgの丸々と太ったキハダマグロだ。

07829ki午前4時、東の空がいくらか白んできた頃、私も「そろそろカンパチかな?」と思い、五目釣り用の竿とリールに泳がせ仕掛というアンバランスなタックルで、冷凍のムロアジの中骨を取りハリにつけて投入した。海底にオモリが着いて、6mタナを切ったところ、いきなり「ガクッ!ガクッ!」アタリがでた。完全に食い込むまで待って いると「ギューン!」とストロークの長いアタリ。ほとんど向こうアワセのままリールを巻き上げるが、テンションが掛かった瞬間一気に突っ込む。初めは15~16kgの魚かと、たかをくくっていたが、しばらくして相手も本気を出してきた。なにせこちらは、五07827k2_2目釣りの道具だ。道糸もPEの8号、無理はできない。電動リールが焼き付かないように、休ませながら手巻きと交互のやり取りになる。「この竿でも結構いけるかも?」と調子を試したくなり、スタンディングに変え、思い切って竿を垂直に立て重量掛ける。下に向かって突っ込まれると、さすがに少し竿が負け調子だが、電動リールのスイッチを入れ、ポンピングしながら巻き上げてくると、海面に浮いたのは31kgのカンパチ。だが・・・「よりによって大会の時に私に一番デカイヤツがくるとは・・・」素直に喜べない複雑な心境であった。

その後、夜も明けて釣り終了の時間。船全体の釣果では、泳がせ 釣りでは、ヒラマサ、モロコが良くなかったものの、カンパチが好調。五目釣りではアオダイ、キメジが多数上がり、こちらも好調な結果に終わった。

大会結果

いつ来ても、新しい感動をくれる豊かな豆南の海に感謝しながら、朝のスミス島を後にした。

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2007年8月24日 (金)

8/24の出航

本日、定刻午後10時、スターマリンⅢ号は、スミス、ベヨネーズ海域へ向け、網代港から出航する。

今回は以前から順延になっていた日刊スポーツフィッシングサーキットの大会だ。

前回、「最高」と「最悪」を経験しただけに、正直、期待と不安が交錯するが「あんなことは滅多にあることではない。」と内心豊かな豆南の海に期待している。

豪華賞品も沢山用意しているので、参加の方には、万全の体制で頑張っていただきたい。

さて、どうなるか?

結果は週明けの海ろぐで・・・

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豆南釣行記3

前回からの続き

07824k 鳥島を出て、約4時間弱でスミス島海域に着く。ベヨネーズでの釣果が良かったため、ここでは、偵察のつもりでポイントを回るが、魚探の反応はパッとしない。こちらも鳥島ほどではないが潮が速い。「スミス島を拝みたい。」と言うお客さんもいたので、とりあえず流してみると、泳がせでカンパチの10kgと13kgが喰ってきた。しかし、前日のベヨネーズのような喰い方ではない。明るい内にベヨに戻りたいので、2流しで切り上げて再び北上する。

午後5時過ぎだっただろか、ベヨネーズに入り、魚探のスイッチを入れて、前々日、前日と好調だったポイント周りを見てみる。潮は変わらず、北へゆっくり流れているという好条件だ。ところが、魚探には隙間が無いほど、「汚れ」が映る。魚探の感度をおとしても、魚影がわからいほどの濃さだ。島の東側一帯はほとんどこの状況。前日のポイントで流し始めるが、全く口を使ってこない。

07824h 島の西側に回ってみると、いくらか濁りは薄くなっている状態なので、ムロの反応で船を止めて釣りを開始する。ムロもポツリポツリと釣れてくるが、明らかに食いが悪い。泳がせ釣りも中小型のカンパチがたまに顔を出す程度。期待が大きかっただけに、「こんなはずでは・・・」と誰もがもっただろう。たった一日で、まるで海が変わってしまった。本当に海はわからない。たまに食って来るカンパチを頼りに、午後9時過ぎまで粘り、釣り終了となった。

今釣行は、尻つぼみになってしまったが、前半だけでほとんどの人が、クーラー満タン状態。後半は不調に終わったものの、ならしてみれば上々の釣果。

満天の星の下、スターマリンⅢはこの海域を後にした。

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2007年8月23日 (木)

豆南釣行記2

前回からの続き

今シーズンのベヨネーズ海域は絶好調だ。スミス島や鳥島海域よりも、魚影が濃い。しかも今回は魚のサイズも大きい。

日中、これでもか!と照り続けていた太陽が西の海に消えた頃、投描の準備にかかる。この間に、釣り客はサロンでの夕食となる。

南西の風がそよそよ、潮は北へトロトロ。掛かり釣りには最高の条件だ。アンカーポイントを探すべく、船を回すと水深90m前後に、「やる気のある」反応。おそらくこの状況だと、船は風に20度くらいで立つと予測する。風に上りアンカー投入。風も潮も緩いため、船が落ち着くまで多少時間が掛かったが、反応の真上でピタ!と止まった。食事を済ませた人から釣り開始。

07822si_2 初めから活性は良かった。五目釣りでは、1~8.5kgのシマアジや3kg近い大ムロアジ、そして良型のアオダイが活発に食って来る。泳がせ釣りでは、入れ食いとまではいかないが、カンパチ、ヒラマサが飽きない程度に口を使ってくる。

07822muro_2 右舷胴の間では、30kgのモロコも出て、スタッフは船内を駆け回るほどの活気だが、今回はポイント移動なしでの釣り。午後10時過ぎには、開始から12時間以上も釣り続けていることになる。さすがに1人、2人と仮眠に入り、釣り人の数は減っていくが、相変わらず好調に釣れ続く。時折、キメジの群れが回り、ジギングでは3~6kgのキメジが連続ヒット。そして、明け方には良型のアオダイが入れ食いに・・・魚影の濃い豆南海域とはいえ、これほどムラ07822moなく喰い続けることは珍しい。

午前4時、昇描予定の時間だが、アオダイの入れ食い状態が続き、午前6時にアンカーを巻く。この後、鳥島へ走るので、エサのムロを仕込むため3流しする。ムロは順調に捕れるが、相変わらず泳がせで、カンパチ、ヒラマサも食って来る。「魚を釣ることだけ考えたら、鳥島へ走らずここでやっていたほうが・・・」と言う思いがよぎる。しかし、初めての人はせっかく来たのだから、スミス島や鳥島の絶景を見たいだろう。ほとんどの人がクーラー満杯状態ということもあって、好調のベヨネーズを後に南に下る。

午後3時過ぎ、鳥島の10マイルほど手前から、潮目が走っている。いやな予感がする。案の定、潮がすっ飛んでいる。それも上潮だけが激流のように速く、底潮はほとんど動いていない。魚探には青物の反応が出るものの、動きが悪く、その濃さもベヨネーズの比ではない。流し始めて1投目、12kgほどのカンパチが泳がせ釣りで上がる。少しほっとするが、後が続かない。潮上りして、一発目はあたるが、その後は食ってこない。その上、この潮なので、2度目に仕掛けを入れた人は、オマツリの可能性が高い。何とも効率の悪い釣りだ。しかし、6時間掛けて走ってきて、また戻ります。と言うわけにもいかず、潮の緩むことを願って、アンカーを打つ。ガンガンの潮の中での描泊は、何とも心苦しいが、やむなく船を止める。当然のごとく釣りにはならない。長時間の釣りの疲れか、ほとんどの人がベッドに潜り込み仮眠をとる。午前2時頃、一瞬、潮が緩み8kgオーバーのシマアジや12~15kgのカンパチ、ヒラマサが上がったとのことだが、すぐに潮が速くなってしまったようだ。

07822  午前4時、早々にアンカーを上げ、流し釣りに変えるが、前日同様の潮は容赦なく、すっ飛んでいる。釣りの方は散々な状況だが、鳥島は素晴らしい景色を見せてくれた。水平線から水平線まで180度の虹だ。船内から「ウォー!凄い!」と歓声が上がるほどの雄大さだ。それも2重に掛かっている。「これが見れただけでも、鳥島に来てよかった。」との声に、こちらは複雑な心境だが、本当に綺麗だった。

気を取り直して、ポイントを回るが、この潮は収まりそうにない。これほど長く潮が緩まないことは滅多に無いのだが・・・

午前11時、鳥島をあきらめて、ベヨネーズへ戻ることにした。

続く・・・

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2007年8月22日 (水)

豆南釣行記1

長らく更新を休ませていただきましたが、本日より再開いたします。

スターマリンⅢ号は、8/11(土)から15日(水)まで間、豆南諸島の最南端にあたるソーフ岩を目指し、長期釣行に出た。

11日午後10時定刻、網代港を出航した。熱帯低気圧から変わった台風の影響で、海上はまだウネリが残っている状況。3mほどの向かい波の中、通常回転数で航行するが、ウネリと潮の影響で速度がでない。

八丈島を越えたあたりから、いくらか海も落ち着いてきた。しかし、定時の気象情報で、小笠原付近に新たな熱帯低気圧が発生したとのこと。太平洋高気圧の位置からして、北上するこはないと考えられるが、南に下るほど悪くなり、目的地のソーフ岩海域は、かなり波の高い状況だ。

最初の目的地であるベヨネーズで、エサにするムロアジを捕って、南に走る予定だったが、いつ台風に変わるかもしれない熱低を目の前にして、釣りをするには、あまりにもリスクが大きいと判断し、この海域で描泊することにした。

07821kn 午前10時ベヨネーズに到着し、ムロの反応を探すと、やたら青物の魚影が濃い。それも広範囲に出ていて、動きもいい。冷凍エサでいきなり泳がせ釣りをやっても、絶対に食って来ると確信できるほどだ。海面から40m付近にムロの反応。そして、その下には、カンパチ、ヒラマサらしき反応がびっしり。ムロの活性は高く、サビキに鈴なりに付いてくる。その少し下のタナでは、1kg近いウメイロがサビキで入れ食い。潮も緩く、多少ウネリがある以外は絶好の条件。海底付近の反応が気になり、「冷凍エサでも喰ってきますから、はじめから、泳がせで狙う人はやってみてください。」とアナウンスする。ほとんどの人がムロを釣っているが、左舷で泳がせ仕掛けを落とした途端、いきなり喰ってきた。15kg程のカンパチだ。続けて隣にも17kgのカンパチ。ある程度エサを確保した釣り人も、泳がせ釣りに変更。10~20kgのカンパチ、ヒラマサが一時は入れ食い状態になる。

07821hira33 圧巻は巨大ヒラマサだ。左舷ミヨシで剛竿を一気に絞り込む強烈なアタリ。特にはじめの突っ込みのスピードと強さは半端じゃない。老練なやりとりで浮かせたのは33kgのヒラマサ。スターマリンではヒラマサの記録魚だ。しかし、その1時間後、右舷胴の間で、またまた強烈なアタリ。「ヒラマサだ!それも20kgやそこらの魚じゃないよ。頑張ってください!」と思わず声が出る。壮絶なバトルの末、上がったのは34kgの丸々太ったヒラマサ。たった1kgの差だが07821 1時間で記録を塗り替えてしまった。その後も潮は安定し、五目釣りでも中小型のシマアジ、アオダイ、アカハタなど好調に釣れ続き、投描の時間となる。

次回に続く

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2007年8月16日 (木)

お詫び

8月14日、82歳で母が他界いたしました。

これまで、母が病床にあったため更新できない状況が続き、また、しばらく更新できないことをご容赦ください。

アクセス頂きました皆様にお詫び申し上げます。

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2007年8月 6日 (月)

一打一生!

毎日暑い日が続き、オモテに出ていると、黙っていても汗が噴出してくる。一日に何度「暑い。」と言う言葉を口にしているだろうか。

先日、そんな下界?を離れて、蓼科高原へゴルフに出掛けた。元巨人軍監督の川上哲治氏のコンペで、昭和の終わり頃から現在まで続いている。

始めは、日刊スポーツの「ドンと釣ってみよう。」と紙面で、川上氏、同紙のH記者と私の3人で、釣りの取材をしていて、釣りの前日から現地へ入り、翌日取材と言うパターンだった。当時、講演や野球解説などのスケジュールが詰まっていた川上氏だったが、釣りの取材となると、真っ先に時間をあけてくれた。そんな氏から「どうせ2日間あるのだから、1日もったいない。初日はゴルフをやろう。」と言う提案があり、釣り場近くのゴルフ場で、ゴルフをやることになり、遊魚船の船長達を巻き込み、いつの間にかコンペになってしまった。現在では200名を超す在籍者がいる大コンペにまでなってしまったのだ。

川上哲治というと「頑固」「気難しい」と言う印象が、世間一般のイメージのようだが実際は全く違う。元来マスコミ嫌いという性格から、このような印象が定着してしまったようだ。ただ、監督時代は、本当に怖かったらしいが・・・

釣りの行き帰りに車中で、話してくれる事柄は、私にとって本当に勉強になることばかりだ。V9時代、王、長島、金田・・・とあれだけ個性の強い選手をまとめるのは至難の業。そんな、偉業を遂げてきた人だけにその言葉は重い。「選手一人一人の性格を知ることが、まず大切なんだよ。王を怒る時は絶対に他の選手の前では怒らない。長島を叱る時は、わざと他の選手の前で叱る。どうやったら個人の力を最大に引き出せるか?そんなことばかり考えていたな。」この言葉を聞いて、本当に細かい所にまで神経を使い、努力を積み重ねて、成し遂げたV9なんだと知った。

オカでは、私の人生の師であるが、海の上ではこの立場が逆転する。川上さんの考え方は単純明快。「ウマイ人に教わる。そして、ある程度、基本ができてきたら自分なりのやり方を考える。」まさにスポーツ選手の考え方である。始め川上さんの釣りは、結構強引だった。繊細な仕掛けで釣る時も、魚と勝負をしてしまうのだ。「細いハリスで大きな魚を釣る釣りは、如何に魚をいなして釣るかが大事なんです。魚がタモに入るまで釣られたことに気づかないようなイメージが大切です。」と言うと、「なるほど、判った。」と受け入れてくれ、細かい事は一切言わなくても、釣りがガラッと変わった。そして、どんなときにも絶対諦めない。船頭が流している間は最後まで粘る。結果、終了間際に大物・・・というケースが何度もあった。

川上氏は色紙を頼まれると、「一打。一生。」と記することが多い。野球にしても、ゴルフにしても、釣りにしても、まさに座右の銘を実践している人なのだ。

今回のコンペは2日間で、私は初日だけしか参加できなった。川上さんは体調を考え、2日目のだけの参加となり、お会いすることができなったが、87歳を超えた今でも、ゴルフの向上を求め続ける情熱は冷めないのだ。

また、いつか一緒に沖に出て、あの豪快な高笑いが聞きたい。

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2007年8月 3日 (金)

欠航

今日のスターマリンⅢ号は、欠航を決定した。

台風5号が日本海に入り、太平洋岸には、強い南風が吹き込んでいる。時間を追って回復することは間違いないのだが・・・

出航時間を遅らせれば出航可能だが、2時間が限度。向かいの風雨のため、航行速度も上げられない。これ以上の遅れは、昼の釣り時間が大幅に短縮されてしまうので、欠航を決定した。

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