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2007年8月23日 (木)

豆南釣行記2

前回からの続き

今シーズンのベヨネーズ海域は絶好調だ。スミス島や鳥島海域よりも、魚影が濃い。しかも今回は魚のサイズも大きい。

日中、これでもか!と照り続けていた太陽が西の海に消えた頃、投描の準備にかかる。この間に、釣り客はサロンでの夕食となる。

南西の風がそよそよ、潮は北へトロトロ。掛かり釣りには最高の条件だ。アンカーポイントを探すべく、船を回すと水深90m前後に、「やる気のある」反応。おそらくこの状況だと、船は風に20度くらいで立つと予測する。風に上りアンカー投入。風も潮も緩いため、船が落ち着くまで多少時間が掛かったが、反応の真上でピタ!と止まった。食事を済ませた人から釣り開始。

07822si_2 初めから活性は良かった。五目釣りでは、1~8.5kgのシマアジや3kg近い大ムロアジ、そして良型のアオダイが活発に食って来る。泳がせ釣りでは、入れ食いとまではいかないが、カンパチ、ヒラマサが飽きない程度に口を使ってくる。

07822muro_2 右舷胴の間では、30kgのモロコも出て、スタッフは船内を駆け回るほどの活気だが、今回はポイント移動なしでの釣り。午後10時過ぎには、開始から12時間以上も釣り続けていることになる。さすがに1人、2人と仮眠に入り、釣り人の数は減っていくが、相変わらず好調に釣れ続く。時折、キメジの群れが回り、ジギングでは3~6kgのキメジが連続ヒット。そして、明け方には良型のアオダイが入れ食いに・・・魚影の濃い豆南海域とはいえ、これほどムラ07822moなく喰い続けることは珍しい。

午前4時、昇描予定の時間だが、アオダイの入れ食い状態が続き、午前6時にアンカーを巻く。この後、鳥島へ走るので、エサのムロを仕込むため3流しする。ムロは順調に捕れるが、相変わらず泳がせで、カンパチ、ヒラマサも食って来る。「魚を釣ることだけ考えたら、鳥島へ走らずここでやっていたほうが・・・」と言う思いがよぎる。しかし、初めての人はせっかく来たのだから、スミス島や鳥島の絶景を見たいだろう。ほとんどの人がクーラー満杯状態ということもあって、好調のベヨネーズを後に南に下る。

午後3時過ぎ、鳥島の10マイルほど手前から、潮目が走っている。いやな予感がする。案の定、潮がすっ飛んでいる。それも上潮だけが激流のように速く、底潮はほとんど動いていない。魚探には青物の反応が出るものの、動きが悪く、その濃さもベヨネーズの比ではない。流し始めて1投目、12kgほどのカンパチが泳がせ釣りで上がる。少しほっとするが、後が続かない。潮上りして、一発目はあたるが、その後は食ってこない。その上、この潮なので、2度目に仕掛けを入れた人は、オマツリの可能性が高い。何とも効率の悪い釣りだ。しかし、6時間掛けて走ってきて、また戻ります。と言うわけにもいかず、潮の緩むことを願って、アンカーを打つ。ガンガンの潮の中での描泊は、何とも心苦しいが、やむなく船を止める。当然のごとく釣りにはならない。長時間の釣りの疲れか、ほとんどの人がベッドに潜り込み仮眠をとる。午前2時頃、一瞬、潮が緩み8kgオーバーのシマアジや12~15kgのカンパチ、ヒラマサが上がったとのことだが、すぐに潮が速くなってしまったようだ。

07822  午前4時、早々にアンカーを上げ、流し釣りに変えるが、前日同様の潮は容赦なく、すっ飛んでいる。釣りの方は散々な状況だが、鳥島は素晴らしい景色を見せてくれた。水平線から水平線まで180度の虹だ。船内から「ウォー!凄い!」と歓声が上がるほどの雄大さだ。それも2重に掛かっている。「これが見れただけでも、鳥島に来てよかった。」との声に、こちらは複雑な心境だが、本当に綺麗だった。

気を取り直して、ポイントを回るが、この潮は収まりそうにない。これほど長く潮が緩まないことは滅多に無いのだが・・・

午前11時、鳥島をあきらめて、ベヨネーズへ戻ることにした。

続く・・・

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