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2007年5月の18件の記事

2007年5月31日 (木)

コマセマダイの発祥

今から、もう26~27年位前になるだろうか。

オキアミを使ったコマセマダイ釣りは、真鶴港の国敏丸で始まった。

それまで、ヤリイカやサイマキの生き餌を使って、マダイ釣りをしていた私にとって、何とも頼りないエサに思えた。当時は釣りエサとしてのオキアミは存在していなかったため、「まるは」のかき揚げなどに使う食用のブロックを使っていた。オキアミの箱には、「南極オキアミ」と書かれていて、調理法など記載されていた覚えがある。今のように、粒が大きくしっかりしたものは少なく、ブロックを解かして、形の良い物を選び出すのが一苦労だった。

07531 この当時の真鶴海域は、大型マダイやヒラマサの魚影が濃く、オキアミを使い出してから爆発的に釣れた。確か、始めはハリス3ヒロ位だったと思うが、この釣りに合った竿が無く、竿が硬いため魚を掛けても「ブツ、ブツ」と切られた。そこで、関西方面で使うカカリ釣り用の4m近い振り出し竿を使いだした。

国敏丸の船長「国さん」は、研究熱心な人で,流し方やステン缶、仕掛けなど工夫を繰り返し、ほとんど今のコマセマダイのスタイルを完成させた。初めのころは5~7号くらいのハリスを使っていたが、生餌の釣りと違い、この釣りはハリスが細い方が圧倒的に食いが良いと言う事に気づき、3号のハリスを使うようになった。今では当たり前のようだが、この頃の生き餌を使っていた漁師感覚では、ハリスを細くするということは、考えられなかったのである。

ハリスが細くなったことによって、竿も、より胴調子の魚の衝撃を吸収してくれるものが必要となってきた。また、置き竿で釣るこの釣りは、待っているときの竿の動きが、喰いに大きく影響することも判ってきた。そこで輸入物のルアー竿などを改良して、この釣りに合う竿を作ってきた。

当然、リールのドラグも粘りがあり、スムーズにラインの出る物が要求されてきた。幸い、アブのアンバサダー7000番と言うリールが、販売されており、ピタリとはまった。(現在でも使用しているが)

Kukunitoshimaru ここに通い詰めていた服部善郎氏が、当時、日テレの看板番組であった11PMの釣りコーナーで度々紹介し、放映の度に釣り客が押し寄せた。

この頃は、5kg超のマダイは当たり前、10kgオーバーも毎週のように上がり、7~10kgクラスのヒラマサも良く釣れた。港も活気に溢れ、車も停める所が無いような状態だった。

こんな状況の中で、国さんを始め、隣の笠島丸のアキオちゃん、服部名人などの釣りキチガイ達が、夢中になってお互い負けじと、それぞれ創意工夫して進化させてきたのだ。

最近、たまに国敏丸に乗るが、国さんと当時の話をすることは、ほとんど無い。お互い、未だに「もっと良い釣り方は無いか?竿の調子は、こうしたらどうだろう?」と試行錯誤しているのである。

まだ、思い出話には、なっていないのである。

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2007年5月28日 (月)

大島~三宅島

スターマリンⅢ号は、26日午後1時、三宅島に向けて熱海港を出航した。

今回の航海は、三宅島の観光が目的。上陸時は、まだガスマスクの携帯が必要とのことだ。通常は携帯しているだけで良いのだが、警報が発令された時に装着するということらしい。ガスマスクと言うと、かなり大げさなものを想像していたが、使い捨ての物があって、観光協会で1500円程度で購入できるとのことだ。

熱海を出て1時間ほど、大島の手前あたりから気圧が下がり始めた。出航時には1000あった気圧が、996まで一気に下がった。風も強くなり、風力計は南西の風23mまで上がった。それでも海の状態は、航行できないような状態ではない。

07526しかし、今回乗船しているのは、船に慣れている釣り客ではないため、かなりまいっている人も多い様子。急遽、波浮港に入港することにした。

この港は、民家が近いため、夜間は発電機が回せない。そこで以前お世話になったことのあるペンションに宿泊することになった。プー075261ルサイドの芝生でバーベキューを楽しみ、翌朝5時30分、三宅島に向け波浮港を出航した。

三宅島の東側からグルッと一周りしてみた。島の東側は、風向きのせいかガスの臭いが鼻を突き、ところどころ赤茶けた岩肌が露出し、枯れ木が痛々しく林立して、いまだ噴火の爪あとを残している様相だ。対照的に西側は少し活気があるように見えた。東海汽船の発着堤防(阿古)では、釣りをしている人の姿も多く、何かほっとしたような気がする。

06527 阿古港へ入港し、近くのホテルで昼食を取る。こちらのホテルでも、釣りから上がってきたお客さん達が帰ってきたらしく、結構活気のある様子だ。

島の人達が全力で、再生にかけている気持ちが伝わってくる。我々の入港に際にしても、空港管理の職員の方々や観光協会の方々の熱意を感じた。

新聞やニュースなどで、見聞きしているだけでは感じ取れなっかった、島の人達の気持ちが、現状を見て少しだだけわかったような気がする。

「頑張ってほしい。」 素直にそんな気持ちだけを残し、この島を後にした。

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2007年5月26日 (土)

三宅島へ

これから、明日まで三宅島へ航行。今回の目的はクルージング。

上陸時は、まだガスマスクの携帯が義務付けられているようだが、観光協会の話によれば、阿古港周辺のお店は数軒は営業しているようだ。

時間が無いので、そろそろ行かなくては・・・

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2007年5月22日 (火)

ライフジャケット

今年の1月、親交の深かった船長を海難事故で亡くした。詳しい内容は差し控えるが、ライフジャケットを着ていれば・・・と悔やまれる。最近の釣り船の事故でも、ライフジャケットを着ていれば助かったと言う例は多い。こんな事は耳にタコができるほど聞いているだろうと思う。

私自身、取材などの時は紙面展開上、着用していたがプライベートの時は、ほとんど着けていなかった。しかし、身近な人間を失って、つくづく必要性を痛感した。

最近は釣り船側でも、膨張式のライフジャケットを用意しているところも増えてきたが、まだまだ着用している釣り客は少ない。

これは、規制とか強要ではなく、アングラー自身の意識から変わって欲しい。ベテランの人達には、特に率先してお願いしたい。(私もつい最近まで、着用していなかったので、偉そうな事はいえないが)

「自分自身の命を守る。」と言う事でけはなく、大勢の人達に迷惑を掛けてしまう海難事故。車のシートベルトのように、法的な強制でなく、アングラー自身が率先していけば、「釣り人」に対する社会的認知も変わってくるのではないだろうか?

友人が残してくれた教訓で、「一人でも多くの命が助かれば・・・」と真剣に考えている。

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2007年5月19日 (土)

スターマリンクラブ。頑張ります!

昨日の出航は中止となった。

今回のスミス、ベヨネーズ便は、乗船予約が少なく、残念ながら出航は中止となった。海況もあまり良くないので、少し「ほっと」している。

スターマリンクラブは、まだまだ会員数が少なく、このようなケースが、結構多い事は事実だ。会員数がもう少し増えてくれれば、安定した釣行が組めるのだが・・・

07519

会員の募集については、積極的な勧誘は行っていない。特殊で高額な釣りであるため、よからぬ風評も多く、地道ではあるが、まじめに実績を積み重ねて行くことだけが、「お客様の信頼を得る事」だと考えているからだ。

何とか今シーズンに入ってから、会員の方々の協力もあり、入会者も少しずつ増えてきた。この1ヶ月で9名の新会員が仲間入りした。嬉しいのは、ほとんどの人がビジター乗船を経験して、「また来たい。」という思いで、入会して頂いたことだ。アリの這うような速度ではあるが、「間違いなく前進している。」事は事実だ。

まだまだ未熟なところも多いが、理事会やアングラーの意見を反映ながら成長していきたい。

いずれはマナーも、技術も「世界一、ステータスの高いフィッシングクラブ」になることを、スタッフ全員で目標に掲げているのだ。

宣伝めいた文面になってしまったが、少しでも多くの方に、どんなクラブなのか、ご理解いただきたいと思い、記することにした。

誤解や偏見の無い目で、見守っていただければ、ありがたい・・・

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2007年5月16日 (水)

マルイカ、絶好調!

昨日、勝山港の宝生丸さんで、マルイカ99杯の釣果が出た。いよいよ、本格化してきたようだ。

ここ数年、マルイカ釣りは、ずいぶん変化してきた。一昔前は、長めのハリスにやや大きめのスッテを使用し、完全に抱かせてから掛けていた。今は直結か、ごく短いハリスを使った、俗に直ブラという仕掛けを使うところが多くなってきた。

前者と後者では、釣り方が全く違う。長ハリスはイカが完全にスッテを抱き、竿先にアタリが出てから合わせる釣り方なのに対して、短ハリスはイカがスッテに触れた瞬間に引っ掛けるというイメージの釣り。

竿先に微かなモタレが出ることもあるが、カラシャクリ(アワセ)で乗ってくることも多い。

ただし、活性の高い時などは長ハリスが有利になることもある。

今、マルイカの竿を試行錯誤研究しているが、いかに、このモタレを出すかがテーマであり、非常に難しい。地域的にオモリが統一されていないことが、一番の要因であり、この微妙なモタレを、竿先に表現するには、「はじめから竿に掛かっている負荷が違う」ということは致命的なのである。そこで、10号刻みのオモリ負荷の竿を考えているが、まだまだ商品化できる状態ではない。しかし、竿造りをする人間にとって、一番夢中になれるプロセスなのだ。

07516maruika なぜ、スッテが小さくなっていくのか?ただの流行なのか?

今や5cm以下まで小さくなっているスッテ。これはマルイカの習性に関係しているのでは・・・マルイカはヤリやスルメを違って、ツノを触ってから離すまでの時間が短い。そこでカンナまでの距離が短い方が、掛かり易いのではと考えている。スッテの表面の材質も、触っている時間に影響するのだと思う。掛かり易いという観点から、直結または短ハリスは理にかなっているのではないか?

海の中で見てきた訳ではないので、断定口調は避けたいが、自分なりにはそう考えてる。

次の試作品が上がってきたら、すぐにでも飛んで行きたい。

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2007年5月15日 (火)

カジキの話

ジャパンゲームフィッシュ協会(JGFA)から、今年の国際カジキ釣り大会の開催要領が届いた。自分たちのチームで参加していた頃は、わくわくしながらこの書類に目を通したものだ。

この大会も今年で29回目。国内で開催されるトローリングの大会で最大のものだ。オーナーボート、チャーターボート合わせて毎年100隻以上の船が参加する。

私が始めて出場したのは、1993年だったと思う。マミヤ・オーピー時代にチームオリムピックとして、チャーターボートでの参加だ。

Finnor 2年後には、念願のオーナーボートでの出場がかなった。

その年の5月、マミヤ・オーピーは、ピッカ、ピカのヤマハSF35を進水し、Fin-nor号と名づけた。その翌月には、和歌山のトローリングトーナメントに参戦するため、説明書とにらめっこしながら、和歌山県のすさみまで回航した。大会ではノーヒットだったが・・・

7月には、チームFin-norとして、下田で開催される国際カジキ釣り大会参加のため、前日から下田へ向けた。クルーは会社の仲間2人。神子元島の手前で、「せっかくだから、ちょっと流そうか?」もともと、そのつもりだったのだが。

とりあえず、50lb2本と80lb2本。4本のルアーを流す。「利島をあそこに見て、向こうが石廊だろ・・・水温もあるし、潮も入っているから、この辺から行くか。」かなり適当なのである。海面は油を敷いたようなべたナギ、潮目のところだけ綺麗に筋がついている。

Kajiki_1 のんびりとビールを片手に、クルージングを楽しんでいると、10分もしない内にフィンノール9/0が独特のクリック音をたて、「キューン!」と鳴いた。ルアーの方に目をやると、巨体がいきなりジャンプ。次の瞬間いきなり、こちらへ向かった泳いできた。「巻け、巻け!」一気にリールを巻くが、そのスピードについて行けない。少し船を前に出してラインを張ると、今度は船の右舷デッキのすぐそばでジャンプ。船にぶつかるのではと思うほどの近さだ。アングラーのA氏はカジキとのファイトは始めてだが、40分ほどのファイトでキャッチした。

船上にあがったカジキは、ブルーマーリンの150kg。これがFin-nor号でのファーストマーリンとなった。しかし、翌日からのトーナメントではノーヒットとなってしまった。

Kajiki2_1 それから数年,この大会に出場し、1996年には、服部善郎氏をアングラーに大会新記録となる、ブラックマーリンをキャッチした。

現在では、チーム参加はしていないが、毎年スポーツ誌の取材でお邪魔してる。昨年は元シアトルマリナーズの佐々木氏のたっての要望で、人徳丸さんのチームから参加した。この時の話は、次の機会に記するが、この時に悔しい思いをした佐々木氏いわく「今年も絶対出場します。」と相変わらず、意気軒高なのである。

今年も、下田の夏に、ビルフィッシャー達の熱い思いが燃える。

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2007年5月14日 (月)

スターマリンⅢ号

度々、このブログに登場してくる「スターマリンⅢ号」 どんな船なのか?

Stm31_1 この船は、国内最大の遊漁船で149t、全長が37mもある。釣り船としては異例の大きさだ。

スターマリンクラブとして会員制で運営されているが、現在のところビジターの乗船も可能だ。熱海港を母港とし、伊豆諸島のはるか南にある豆南諸島で釣りをする。

豆南諸島は、青ヶ島から約2時間ほどのベヨネーズ、さらに南にスミス島、鳥島、ソウフ岩へと続く。一番近いベヨネーズでも、熱海港から11時間近くかかる。船中で2泊~3泊の釣行となる。

長期間の航海に備え、サロンやベットはとても釣り船とは思えない作りだ。

Fish_man_c_1  この海域では、大型のカンパチ、ヒラマサ、モロコや超高級魚とされているオナガダイ、アオダイなどの魚影が濃い。ここで釣りをすることが許可されているのは、近海の旅客船として認可を取っているスターマリンⅢ号だけで、たまに職漁船が、カツオやキハダマグロを捕りにくるが、底物は手付かずの状態。

まさに巨大魚の宝庫なのだ。

Fish_simaaji_1 ただし、問題なのは燃料費。2750psの高速エンジンを2基備えているこの船は、巡航速度19~20ktで走るが、一番短い釣行でも、20kl(2万ℓ)近い軽油を消費する。燃料消費量もモンスター級なのだ。

当然、1回の乗船料も、釣り船としては考えられないほど高額になるが・・・

それでも、夢とロマンを追いかけて、この海域を目指す男達(女性もいました。)がいるのだ。

Sofuiwa_1 信じられないほど、紺碧に染まった海の色、洋上に浮かぶ奇岩、夜空に隙間が見えないほどの満天の星空・・・

「こんな釣り船もあるのだ。」と、わかって頂ければありがたい。

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2007年5月13日 (日)

教え魔

今日は、久々にゴルフの練習場へ行った。この練習場に来ると、いつも気なることがある。私がここに来ると毎回必ず居るのだが、クラブも持たず、球も打たない。ただ、ひたすら、他人のスイングに講釈をぶってコーチを始めるのだ。お金を取って教えている様子もない。ビギナーが首をかしげながら、球を打っていたら、もうこの人の餌食だ。話によればほとんど毎日来ているそうだ。なんとこれが趣味なのだ。

釣り船に乗っても、聞いてもいないのに、やたら人に教えたがる人がいる。

ずいぶん昔の話だが、葉山からイナダ釣りの船に乗った時の事だ。船に乗るなり、何やら熱の入ったレクチャーが聞こえてきた。2人連れのお客で、教えている方は会社の上司、聞いている方は部下か?あるいは舅と娘婿の関係か?さだかではないが・・・

舅氏は得意満面に詰め込んだ知識をぶちまけている。娘婿氏は、まじめそうな青年で釣りが始めてらしく、そんな講義を真剣に聞いている。

2人は朝一番で来たらしく、舅氏は大ドモ、娘婿氏はトモから2番目に席を取り、いざ出航となった。

釣りを開始してから、しばらくたって娘婿氏が裏舷のトモの人とオマツリをした。運悪く、ペラか舵に道糸が引っかかってしまった。船長が「ペラだ!ペラだ!気をつけて。」と一言。何がなんだかわからない娘婿氏は、あわてて舅氏に聞いた。「ペラって何ですか?」そこで舅氏すかさず「魚だよ。さかな!でかいぞ。ゆっくり巻け。」娘婿氏は真剣そのもの、なんとしても逃がすものかと、慎重なやり取り。しばらくして、どんなに引っ張ってもウンともスンといわない道糸を見て、ここでやっと気が付いた。それでも、まさかペラがスクリューだとは言えるわけも無い。周りの目を気にしながら、「おしかったな。魚が回って船の下にひっかかったみたいだ。」と小声で慰めていた。

ところが舅氏に降りかかった災難は、これだけでは終わらなかった。

やっと舅氏にもイナダが掛かった。ハリスを手繰り始めるが、走り回られて、なかなか取り込めない。見かねた船長がブリッジから、「頭を出して!頭だせばおとなしくなるから。」すると何を勘違いしたか、自分の頭を船べりから出して、何とも言いようのない格好に・・・慌てた船長は「何やってんの!自分の頭出してどうすんだ。魚の頭を出すんだよ!あぶないから引っ込んで!」とマイクで言ってしまった。それまで笑いをこらえていた、ほかの釣り客もたまらず、船中大爆笑となってしまった。

さすがの舅氏もこれには、バツが悪かったようで、この事件以後、一言も発しなかった。

船長の言うとおり、「頭を出したらおとなしくなってしまった。」

可哀想なのは、娘婿氏だ。何もしていないのに、体裁は悪いし、舅氏に何と声を掛けていいか。

あの憎めない2人連れは、帰りの車の中でどんな会話をしたのだろうか・・・

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2007年5月12日 (土)

マダイ、オデコ・・・

柳の下にドジョウ?いやマダイは2匹いなかった。

昨日、スターマリンクラブのS社長から、「明日、タイ釣りに行かない?」とお誘いの電話があった。「朝、起きれたら行きます。」と返事はしたものの、睡眠不足で疲れきっていた。それでも、前回の帰り際に見た魚探の反応が、ずっと気になっていただけに・・・

なんとかモンスター級の大鯛を仕留めてやろうと、朝7時には金沢八景の太田屋さんにいた。

釣り客はすでに12人。一瞬アジ釣りに変えようかと迷ったが、結局マダイ狙いの船に乗ることにした。今回の釣り座は左舷胴の間。今日の風と潮では、ちょっと厳しいか?と思いつつも、「1尾だけでもいいデカイやつを」と気合を入れ釣り座に着く。

久里浜沖では、5kg、3kgと1kgクラスのマダイがポツポツとあたるが、こちらにはノーヒット。それでも、あせる気持ちは無かった。それは頭の中に「剣崎沖でポカリと浮いてきた大物を一発!」というイメージを描いていたからである。

午後1時近く、剣崎沖に移動して間も無く、この状況では「大型狙いは難しい。」と判断したが、今回の釣りのテーマだっただけに、大型狙いに固執した。案の定カスリもせずオデコ。

07512_1 一方、S社長は、この何ヶ月かマダイは絶不調だったのだが、ポイントを変えてから、早々に1kgクラスを上げた。同乗の仲間から散々ひやかされながらも、ほっとした様子だ。この1尾で吹っ切れたのか?ここからの1時間弱で、なんと1kg、1.7kgを連続ヒット!一気に竿頭に躍り出た。

自然相手の釣り。「魚は人間の思惑通りに動かない。」ということは、百も承知だが、これが決まったときの快感は格別だ。それが忘れらず、また沖に通うのである。

あぁ、 本当に疲れた。

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2007年5月11日 (金)

出航中止に

本日、出航予定だったスターマリンⅢは、釣り時間短縮の可能性があり、あらかじめ、その旨、乗船者の方々に伝えたところ、「今回は見合わせたい」との希望が多く出航を断念した。

中1日良い日があるだけに残念だが、やはり、片道12時間もかけて行くのだから、ゆっくり釣りをしてもらいたい。

いつも帰港時には「楽しかった。是非また乗りたい!」といってもらえるような釣行が、スターマリンクラブのコンセプトでもあり、今回の乗船者の判断は英断だったのではないかと思う。

あぁ、それにしても、あの後のスミス島海域の状況が気になる。

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今日の出航

スターマリンⅢは、本日22:00の出航を決定した。現在の海況は悪いが今夜半から明日にかけて、回復してくるだろう。状況を見ながら多少出航時間を遅らせる可能性もある。

また、13日(日)には今回の高気圧の移動が早く、次の低気圧が入ってくるため、早上がりの可能性もあるが・・・

事前にお客さまの了解をとってからの、条件付の出航を決めた。

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2007年5月10日 (木)

明日の出航は(スターマリンⅢ)

前回、前々回の釣行は、出航当日の昼までは大荒れの天候、その後回復に向かうというパターン。今のところ今回も同じ様な予報だ。何日も続かないナギの日にうまく釣行日がはまっている。(川崎大師のご利益か?)13日(帰航日)に北にある低気圧の動きが気になるが。出欠航の最終決定は、明日のスターマリンクラブのHP更新後に、このブログにも記する予定。

Fouprept03 明日の目的地はスミス、ベヨネーズ。現在、黒潮の本流がこの付近を流れている。少しずつ東へ移動してはいるようだが・・・

前回のメダイの潮から、何とか脱したいものだ。

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話は大きく変わるが、5年越しでやっとカトレアが大輪をつけた(5輪)。ほかにデンファレ、ミニカトレアも気持ち良く咲いている。

今年も、「いよいよ遠征釣りの本格的シーズンに入ったなぁ。」ということを感じさせてくれるのである。

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2007年5月 9日 (水)

日刊スポーツ マダイ決勝

昨日、金沢八景の太田屋さんで、日刊スポーツ新聞社のマダイ釣り大会の決勝が行われた。

審査委員長などという、大そうな肩書きをいただき、表彰式にだけ参加した。

この大会は東京湾、相模湾の各地区から選抜された選手が、同じ船に乗船して競う形式だ。

ところが、当日はリリースサイズが1枚釣れたのみで、順位が付けられない状態。前日までは好調に型物が出ていたのだが・・・

「釣りというものは本当にわからない。」と痛感した。

「釣れない、釣れない。」と言われるとやってみたくなる、天邪鬼な性格なのか翌日同船に乗ることにした。

今朝午前7時頃、太田屋さんに着くとマダイの釣り人は6名、左舷胴の間が空いていたので席に着く。今日は一日(釣り時間)下げの潮、朝のうち北風なら悪い席ではない。

0759madai 久里浜沖に着くと、上潮はそこそこ流れているが、下の潮は感じ取れるほど効いていない。第一投目から、左舷トモので1kg弱のマダイが上がった。止まっていた潮が動き出した好機だったようだ。続けてこちらにも3.9kgのマダイが来た。30分ほど経って、左舷2番に小型のマダイが・・・そしてまた続けて私の竿にもアタリが来た。今度は先程より少し小さめの3.7kg。朝の1時間で釣れてしまったのだ。その後、潮が速くなりアタリが遠のいた。

午後からは剣崎沖に移動する。「物凄い反応だよ。釣ってくださいね!」と船長の檄が飛ぶ。しかし、「笛吹けど踊らず。」潮が全く流れないせいか無反応。「こういう時は潮が少しでも動き出せば、バタ、バタ!とくるのだが」、いかんせん残り時間が少ない。しばらくして、そばを流していた僚船がマダイを上げた。そしてすぐに左舷ミヨシで1.7kgが上がり、その後すぐに、また私に、今日最後となる2.7kgのマダイが来た。やっと喰いだしたのに、もう少し時間があれば・・・

後ろ髪を引かれる思いでポイントを後にした。

ちなみに私の釣った3枚はすべてメス。腹には真子がたっぷり詰まっていた。帰り際に魚探を覗き込むと、大型の反応がボコボコ出ている。

東京湾のノッコミマダイは大型を狙う好機に入った。

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2007年5月 8日 (火)

伝統釣法とルアーの話

私がまだ小学生の頃、父親が朝まだ暗いうちから釣りに出かけた。夏になるとほぼ毎日である。羽田から小さな船外機の船でフッコを釣りに行くのだ。

朝8時頃には帰ってくるのだか、大きな樽に山ほど釣って来る。子供心にどうやって釣るのか?興味があり父に聞いてみると、鉛を叩いて平たくして、上に道糸をつなぐアイを付け、下にイカリバリを付ける。これをエサの魚を間違えてくってくるんだよ。

鉛は使っていると光らなくなるので、刃物で表面を削りながら使っていた。しかし、使っているうちに、小さくなってしまうので、今度はステンレスで作り出した。工場を経営していたこともあって、何千万もするような機械を使い、夢中になって作っていたことを覚えている。

今やっているジギングそのものだ。フッコやスズキはシーバスなんてハイカラな名前になり、道具や釣り方も横文字になってしまったが・・・

0756

それでも、若い人達が釣りに興味を持って、始めてくれることはありがたいことだと思う。

私はエサ釣りもルアーフィッシングも境は無いと思う。どちらの釣りもやるし、どちらも面白い。(体力的な問題はあるが)

カッタクリもイカ釣りもルアーそのものだし・・・

魚を捕って喰わなければならなかった切迫感もあるだろうが、日本の漁師の継承されてきた技術は素晴らしい。

ルアーマンの人達も、マニュアルを読むのも良いが、日本の伝統釣法を研究してみると、目からウロコのヒントが見つかるのでは・・・

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2007年5月 6日 (日)

鳥島釣行記 07/5/2

熱海港を母港とする大型遊漁船スターマリンⅢ号での釣行。

出航当日は、前夜から午前中にかけて強風が吹き荒れ、波の高い状態だったが、次第におさまり、出航予定時刻22:00を30分遅らせて、網代港から豆南諸島の鳥島へ向け出航した。

三宅島付近までは、3mほどの波高があったが、八丈島を通過するあたりでは、ナギの状態に・・・ 日の出を見ながらのコーヒーブレイクは最高だ。

青ヶ島、ハロース、スミス島を超え、目的地の鳥島へ到着したのは午後2時過ぎ。予定時間よりも1時間30分ほど早い。

前回のスミス釣行では低水温域での釣りとなり、苦戦したため水温が気になる。      出航前の情報では、低温域は少し東に移行したとのことだったが、ハロースでは18.8℃と前回よりも低く、内心穏やかではなかったが、スミス島付近では20℃を超え、鳥島付近では21.3℃と予想していた水温まで上がった。

0753onaga2

今回はオナガダイを主に狙う。一流し目から右舷ミヨシで8kgと6kgが一荷で来た。しかしこの流しはこの2本だけ。次の流しも1本。流し毎とに釣れるが1本か2本と効率が悪い。「まぁこのサイズだからしかたないか。」 夕マズメまで同じような状態が続き、6~9kgの良型がポツポツと上がり投錨の時間となる。

この後、夜釣りの時間となるが、これが絶不調。目ぼしい物はカンパチの22kgとヒラマサの15kgのみ。五目釣りでのアオダイはほとんど顔をださない。この時の風が3mの北西風。潮は真東からゆっくり。アンカー位置から船は南西に落ち着くか、潮に振られても西方向と予測した。釣りを開始してから、2時間たっても南側に下がらず、フラフラ状態。潮も緩く,釣りをするにはやりやすいのだが、魚の反応が出ても口を使わない。

明け方4時から流し釣りに入る。始め3回の流しは、カンパチ、ヒラマサを狙う。泳がせでは、22kgのキハダ、7kgのヒラマサ、22kgのカンパチが上がったが、五目釣りは相変わらず良くない。

朝食の準備をしているのか、焼き魚の良い匂いがブリッジまで上がって来る。「ああ~もうこんな時間か。」と、イライラが募る。

0753onaga1 その後、オナガ狙いに切り替える。昨日同様、流す度にアタリはあるが1本か良くて2本。上がって来る魚体は昨日とほぼ同じサイズの6~8kgクラスで、オスもメスも肩にしっかり肉が付いて素晴らしい。陸では滅多にお目にかかれない超高級魚だが、姿、形も見入ってしまうほどの美しさだ。カンナギ(100kgクラスのハタ)を狙っていた人もいるので、全員とはいかなかったが、ほとんどの人が型を見たところで青物狙いに・・・

しかし、泳がせ、五目釣りともに食いが悪く、魚探には反応が出るが活性が悪い。中層には10kg以上はあると思われるキハダマグロの魚影がビッシリでるのだが横一線に動きの悪い映像だ。ルアーにもエサにも反応しない。

長丁場の釣行もいよいよ終盤。日が傾きかけてきた時、中層に映っていたキハダの反応が変り、動きが出てきた。スタッフに「ジグ落としてみてよ。」と一言。するといきなり強烈なヒット!25kgの丸々太ったキハダマグロが上がった。2投目もすぐにヒットするがオマツリをして海面でバラシ。エサ釣りもタナを指示してキハダを狙うが無反応だ。あきらめて底狙いに戻す。「あと1時間頑張って粘りましょう。」とアナウンスを入れるが、この頃には釣りをしているのは半数以下。この頃からカンパチ、ヒラマサが食い出したがもう時間がない。

0754m そして最後まで粘っていた左舷トモ2番で、釣行の締めとなる40kgのモロコが海面にボコッと浮上して、今回の釣りは終了した。

夕刻7時網代港へ向けて帰航の途につく。ベタナギの海を快走し、予定時間よりも2時間近くも早く帰港した。

この釣行では、オナガは上々の釣りができたと思うが、カンパチ、ヒラマサ、特にアオダイの活性が今ひとつ。モロコも出たが、何とも複雑な心境だ。

帰航途中でのスミス、ハロース付近では若干水温が上昇していた。

さて、来週の釣行はどうなるか・・・

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2007年5月 2日 (水)

鳥島海域へ変更

前線の通過に伴い、八丈島では現在4mの波高だが、次第に落ち着く予報だ。

今日出航予定のスターマリンⅢ号は、目的地をソウフ岩から鳥島に変更し、出航時間を若干遅らせることにした。定刻に出航しても速力を出せなければ、ポイント到着時刻はそれほど変わらないと判断した。

前回の釣行時と比べて、黒潮のルートはほとんど変わらないが、低水温域が東に少し移動し、スミスよりもポイントが南に下るため21度位の水温は期待できるのでは・・・

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2007年5月 1日 (火)

4/28 スミス島海域へ

スターマリンⅢ号は、28日午後10時10分、網代港から、豆南諸島スミス島~ベヨネーズ海域へ向け出航した。

午前中前線を伴った低気圧が、通過したため、正午過ぎまで強風が吹いていたが、出航時には北西の風が7~8mまで落ちていた。波高も始めのうち2.5mほどあったが、三宅島を通過したあたりから収まり、日の出をむかえた八丈島付近ではベタナギの状態になった。070430hinode

最初の目的地ベヨネーズに近づくと、いつもは濃いコバルトブルーの潮色が緑白濁している。水温が19.7℃と、この海域にしては低いと言う事もあるが、かなり厳しい状況だ。

魚探には、ムロの反応はないももの、そこそこツブのいい反応が出ている。

釣りを開始して間も無く、8kgのメダイが上がった。その後は4~8kgのメダイが連発。  3kgのムロアジも底付近で食ってきた。3ヶ所ほどポイントを変えるが、ほとんど同じような状況だ。我慢できずにスミス島に走る。

070430sumisu しかし、こちらでも潮色は同じ。はじめ27番から流し始めるが潮がすっ飛んでいる。やはりここでも釣れてくるのはメダイばかり、それもベヨネーズより喰いが悪い。 しばらくして、ジギングで8kgのカンパチが上がるが後が続かない。かなり上層でヒットしたようだ。                                                島周りへ移動しても同じ状況が続く。この海域で、暗くなるまで粘ったが、浅場も深場もメダイだらけ・・・ ああ~胃が痛い。

スミス島付近では潮が速く投錨しても釣りにならないのでベヨネーズへ戻り投錨する。  この間にサロンでは、焼肉の夕食が始まった。常連のお客さんが始めて来た人に「いや~最後には何とかなるよ。」と言っていたのを耳にして、そんなやさしい言葉が辛い。

夜釣りに入ってからも、魚探の下から上までメダイ・メダイ・メダイ・・・・ この海域にこれほどメダイがいるのか?と思うほどの数だ。メダイ釣りの職漁船だったら夢のような状況なのだが・・・            ルアーでは海面から10mでもメダイが釣れてくる。五目釣りのタックルでやっていると、そこそこファイトするので、はじめの何本かは面白いが、そのうちやめてしまう人が多かった。深夜から明け方にかけて、潮が速くなり早々に流し釣りに変えるが、大型の青物は不発。アオダイやエサ取りの魚さえ喰ってこない。

釣り時間終了を30分延長して、最後の一流し。左舷ミヨシ2番目で3.9kgのシマアジが上がったが、その後が続かず、無念の釣り終了。

070434inamba 30日午前7:00。網代港に向け帰航。ベタナギの海上を平均20ktで快調に航行。予定の航行速度よりも2ktほど速い。午後1時過ぎにはイナンバ島の東を通過し、定刻より1時間30分ほど早く網代港に着岸。

今回の釣行は、スターマリン就航以来、最悪の貧果となってしまったが、次回(2日夜発)の釣行では、「絶対にリベンジを果たす。」と決意したのである。

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